ピンセット 剪刀 持針器 鉗子 鈎 診断器具等の一般鋼製手術器械

①40℃程度のお湯に専用の中性洗剤を入れた洗剤液をつくり、 新品の器具をできるだけ開いた状態で、30分程浸漬してください。
※ご使用になる洗剤の使用方法に従ってください。

② ①の浸漬後、中性洗剤をつけたスポンジやブラシで擦り洗いした後、流水でよくすすいで（図１）ください。
器具の可動部分やネジ部、関節部分や図2の○部分は、特に念入りに洗ってください。擦り洗いは2回行うと効果的です。
洗浄後は、速やかに器具の水分をよく拭き取り、十分に乾燥させてください。

●「超音波洗浄器」をお持ちの場合は、擦り洗い2回終了後、超音波洗浄を行うとより効果的です。
 例：水1Lに対し、「スーパーLM-CAE」を20mlと「メタルケア」20mlを加えた溶液に器具を入れ超音波洗浄してください。
 その後、水で洗い製品の水分をよく拭き取り、十分に乾燥させてください。

③ 器具の可動部分やネジ部、関節部分に医療用水溶性潤滑油を注油してください。

④ 滅菌処理（高圧蒸気滅菌）を行ってください。

①〜④の作業を行うと、器具の耐食性が向上します。

※ 上記は簡易油抜き方法です。専門スタッフや設備がない場合の参考にしてください。
※ 器具を滅菌しない場合、上記の作業は不要です。
※ 既定のガイドラインがある場合は、そちらに従ってください。
※ 変色や錆、熱ヤケが起きた場合は、専用の薬剤やワイヤーブラシ等で落としてから、再度①～④を行ってください。

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